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改修後外観写真
骨組みを残し、フルリノベーションを施した現場です。
骨組みは壁ができるとほとんど内側に隠れてしまうので、基礎の表面を除き新築状態となります。それでいて施工費は新築に比べ安価となるケースが多いです。 -
白を基調とした室内は、建具のダークブラウンがアクセントとなり、とてもスタイリッシュに仕上がりました。
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内外装解体後
既存の骨組みを残し、内外装を解体した状態です。総改修にともない全てペアガラスのサッシに交換し冷暖房効率を高めました。
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金物補強工事
水平構面(水平方向の平面骨組)の補強のため、火打ち金物を取付けしました。
フルリノベーションでは耐震化もセットで考えます。 -
金物補強工事
筋違い金物を取付けて耐震化を図ります。地震力や風圧力に対して倒壊しづらくするための非常に重要なものです。
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基礎コンクリート補修・補強工事
基礎部分を「タックダイン」で補修・補強しました。
「タックダイン」施工とは、鉄の5倍の引張強度を持つアラミド繊維を、樹脂接着剤の中でトップクラスの接着力を誇るエポキシ樹脂で基礎コンクリート表面に接着固定させ、経年劣化やひび割れが生じた基礎コンクリートの強度を回復させ長持ちさせるための特殊工法です。公共工事にも用いられており、補強効果期間も長く続きます。 -
外部防水シート貼り
防水シート貼りは外壁を張る前のとても重要な作業です。正しい施工をしておかないと壁体内や屋内への雨水侵入をまねき、その結果大切な構造躯体の腐れ、カビの発生などマイナス要素となります。今回使用したシートは、防水性はもちろん通気性も兼ね備えたものです。また強度や耐久性も高いものとなっています。
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吹付断熱工事
吹き付け発砲断熱材「アクアフォーム」で断熱工事を行いました。
「アクアフォーム」は住宅の隅から隅まで家全体をすっぽり覆ってしまう現場で吹き付けし発砲させる断熱工法です。水を使って発砲させるので、地球にやさしく優れた断熱性・気密性を発揮します。壁体内部での結露も起こりにくい商品です。家全体の断熱性・気密性を高めることで空間温度差によるヒートショックを軽減し、長期間に亘って快適空間を維持できます。 -
屋根葺き替え工事
瓦から屋根材を「ガルテクト」にしました。金属系の屋根材で瓦に比べ軽量となり地震倒壊リスクも軽減します。また見た目の印象がガラリと変わるだけでなく遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果でより快適な住環境へ近づけます。
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竣工日
2015年5月
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場所
神奈川県寒川町
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施工内容
既存の骨組は残しつつ、外装(屋根及び外壁)、内装の総リフォームです。
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構造
木造